中国GDP鈍化、「リコノミクス」国内消費に限界 輸出拡大…インフラ銀「カンフル剤」に

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中国経済の成長鈍化が続いているのは、巨額な財政出動による公共投資という景気への“カンフル剤”を抑制した結果、期待したほど伸びない国内消費や輸出入の落ち込みという現実が、しだいに明らかになってきたからだ。2年前に就任した李克強首相が、消費主導型への成長パターン転換と構造改革を訴えた「リコノミクス」が、なお不発で脆弱(ぜいじゃく)なことを示す。国内に限界が見え、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を通じた輸出拡大を成長戦略に組み込む思惑もありそうだ。

1~3月期の国内総生産(GDP)成長率を15日に発表した国家統計局の盛来運報道官は会見で、投資、消費、輸出というGDP構成要素の寄与度を聞かれたが、明確な回答を避けた。一方、消費動向を示す社会消費品小売総額は前年同期比10.6%増で、昨年通年の伸び率12.0%から下降。むしろ「消費主導型」への成長パターン転換は後退した恐れがある。

しかも3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.4%増と、政府が掲げる通年の目標値3.0%を大きく下回り、デフレ懸念すら浮上している。

中国GDP鈍化、「リコノミクス」国内消費に限界 輸出拡大…インフラ銀「カンフル剤」に(1/2ページ) – 産経ニュース


 

hachihachi
中国は、人件費高騰などで国際競争力が低下する”中進国の罠”に陥っている状態です。AIIBは、中長期的な視点で、海外インフラ案件に中国で余剰となった資機材などを大量輸出する手法と言うことになります。消費主導型のパターンから、AIIBまで使う“カンフル剤”の投資偏重型に逆戻りしようという中国の流れですね。

k0局長
こんな困っている国が、いきなりアジアインフラ投資銀行とか、もう自分達の資金調達のことしか考えていないのは明らかじゃないの。バスに乗り遅れるなとか言ってるマスコミは、その片棒を担いでいるだけなのよ。