中国首相、河野洋平氏を持ち上げる 北京で会談 安倍首相を牽制

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【北京=川越一】中国の李克強首相は14日、北京の人民大会堂で、日本国際貿易促進協会の会長として訪中した河野洋平元衆院議長らと会談した。会談には沖縄県の翁長雄志知事も同席。李首相は昨年12月、西室泰三日本郵政社長らと面会しているが、同11月の日中首脳会談後、日本政界の要人との会談は初めて。

李首相は冒頭、日中間の困難な状況を改善する意思を示しつつ、「河野さんは河野談話を発表し、政治家としての歴史問題に対する勇気と責任感を示した。河野談話は村山談話とともに、日本政府が歴史を正しく認識する基本的な原則的精神となった」と歴史問題を持ち出した。

同協会は、中国との友好促進や経済関係の強化を目的とする友好団体。日中の経済関係強化が主題となるはずが、中国側が河野氏を利用し、今年夏に戦後70年の首相談話を発表する安倍晋三首相を牽制(けんせい)した形だ。河野氏は「歴史を直視し、未来に向けて進もうという思いを持って訪中に臨んでいる」と述べた。

中国首相、河野洋平氏を持ち上げる 北京で会談 安倍首相を牽制(1/2ページ) – 産経ニュースより